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Last Update : Mar 22,2009 |
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2009年3月14日（土） |
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| 昨夜は話し込んで遅く寝たのでちょっと遅く10時過ぎに起きた。外はまだ雨。ニュースでは午後に雨は上がると言っているので、朝食を食べて様子を見ることにした。 正午をまわって晴れ間が見えるまでに回復したので12時40分に出発。今日は斑鳩の里にある世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」を巡る予定。具体的な行き先は斑鳩三塔と称される法隆寺（五重塔）、法輪寺（三重塔）、法起寺（三重塔）の三つの寺。そして旅のパートナーは僕の母親。近鉄電車に乗ってまずは筒井駅まで行き、そこからバスに乗って法隆寺に向かった。 15分くらいで法隆寺前のバス停に到着。それまで晴れ間が見えて暑いくらいに感じてきてたのに、バス停に着いた途端にみぞれが降り始めた。”みぞれぇぇぇ”って思ってると、みぞれの土砂降りに。何だそれ！？近くにある法隆寺のインフォメーションセンター、法隆寺ｉセンターに逃げ込んだ。 法隆寺ｉセンターは法隆寺および斑鳩地区の総合情報センター。天気が回復するまで雨宿りをすることにした。展示物で予習をして、喫茶コーナーでコーヒーを飲んで約30分したら天気が回復したのでいざ法隆寺に向けて出発。 法隆寺の参道に入り、すぐに南大門に到着。五重塔や宝物殿、夢殿に行くためには拝観料1,000円が必要。もちろん払って中に入った。中門の手前に世界遺産の証となる石碑が設置してあった。
法隆寺は607年建立と伝えられていますが、日本書紀によると670年に落雷により全焼したことになっています。場所も今の場所ではなく現在の南大門の東に位置していたとのことです。なんて情報はこれまで全く知らなかったけど、今回奈良旅行に行くにあたっていろいろ調べていたら分かった情報。今まで地元なのであまり深く考えてなかったけど、少し調べただけでも日本の原点を感じられて今更ながら感心しました。 五重塔は何度見ても美しいです。今回は晴れたりみぞれが降ったりと天気がころころ変わって、その中に凛と存在する法隆寺は日本の原点のような気がしました。 夢殿は東院伽藍の中心となる建物。聖徳太子の宮殿の跡に建てられた建物で国宝です。八角円堂の中心にある厨子にある救世観音像は聖徳太子等身と伝えられているそうです。残念ながら今回は公開されてませんでした。残念。 次にめざすのは法輪寺。ここは世界遺産ではないけれど斑鳩三塔を有する寺院。聖徳太子の病気平癒を願って建立された寺だ。法隆寺からは徒歩15分で到着。途中いちご直売所があって試食したら美味しかったから購入。 法輪寺の三重塔は明治時代に国宝指定されたけど。昭和19年に落雷によって焼失し国宝指定も解除された。昭和50年に再建されたものの国宝指定も世界遺産登録もされていない。 時刻が16時半に近く、法起寺にも行かなければならなかったので拝観はしなかった。（拝観料400円）
時間が押してきたので急いで法起寺をめざして歩いた。約10分で法起寺に到着。16時40分だった。拝観時間が17時までだったのでぎりぎりセーフ。あぶなかったぁ。拝観料は300円。そんなに広くないので20分でも十分観てまわれた。ここの三重塔は飛鳥時代に建立した日本最古の三重塔だそうだ。周りにある講堂と聖天堂はともに江戸時代に再建されたもの。そう考えると三重塔は重みが違います。
17時10分に法起寺を出た。そして今夜は高校時代の友人との飲み会。場所は西大寺なので、筒井駅で母親とはお別れだ。 法起寺下というバス停まで歩いて行った。田んぼの中をてくてく歩く。なんだかいい気分だ。10分くらい歩くと大通りに出てバス停が見えた。え、バスいるじゃん！？この辺りのバスは30分に1本とかなのであせった。しかし母親がちょっと合図をしたら少し発車していたにもかかわらず止まってくれた。こういうところがいいなぁ。 無事にバスに乗って筒井駅に到着。母親と別れ、西大寺駅に行き友人と合流し、昔話に話を咲かせて終電まで飲みました。桜井の実家に帰り着いたのは深夜0時を回ってました。 今日の歩数は16,646歩。 |
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