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Last Update:Jan 14,2002 |
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2001年6月18日(月) |
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ラスベガスへのロングドライブの日がやってきた。サンディエゴからラスベガスまでは約600km。フリーウェイI-15号線に乗れば一本道だ。今日も快晴、暑い日になりそうだ。テレビで天気予報を見ると、ラスベガスの天気は最高気温が45℃とのこと。これまでに体験したことのない気温で、生きて帰ってこれるかどうか不安になった。 朝食を食べて、チェックアウトを済ませて出発準備。ラ・ホヤを去る前に昨日書いた日本への絵はがきを送るため、切手を買う場所をフロントで聞いた。また、ラ・ホヤのハードロック・カフェにも寄ってジッポーを買っておかなくちゃ。ということで、出発。ホテル前のラ・ホヤ・ヴィレッジ・ロードを”左折”して海方面に向かう。しばらくすると、フリーウェイI-805号線にぶつかった。ホントならここで気付けばいいものを、さらに走る。すると、右手に飛行場のようなものが広がってきた。「なんだここ?」もうとっくに太平洋にぶつかってもいいのに。助手席のお袋に地図を見てもらうと、どうやらミラマー空軍基地のようだった。なんと全く反対の内陸に向かって走っていたのだ。大失敗。とりあえず横道にそれて戻れそうな道には入り、方向修正をしたつもりがまた迷う。時間が過ぎていくのに焦りながら、切手とハードロック・カフェはあきらめた。 なんとかかんとかフリーウェイI-5号線に入り、北上することにした。フリーウェイに入ってすぐ、給油しなければならないことに気がついた。次の出口で出て、シェブロン(ガソリンスタンド)で給油。1ガロン(約3.8リットル)が$2.05とメチャメチャ高かったが、しょうがないので満タンにした。ついでに長旅に備えて、ミネラルウォーターを3本購入。準備完了して11時30分に再出発。しばらく北上した後、一旦フリーウェイ78号線に入り、フリーウェイI-15号線に乗り換えた。ここからは、ラスベガスまで1本道。 サンタモニカから西に延びているフリーウェイI-10号線を越えたら、ロサンゼルスももうおしまい。まわりの景色がだんだん広大になってきた。まーっすぐの1本道の遙か向こうに山が見えている。ああいう山をいくつ越えたら着くのかな?なんて考えながら運転していたら、「ラスベガスはあの山を越えたあたりか?」って親父が聞いてきた。「そんなに近くないです・・・」 時刻は14時を少しまわっている。1時間くらい前から親父に運転を代わってもらっていて、初めてのアメリカドライブで少し疲れ気味だったので食事休憩をとることにした。食事をしたのは山間にあるサミット・インというドライブイン・カフェ。映画にも出てきそうな素敵な街道沿いのカフェ。とってもアメリカンなハンバーガーを味わった。お店のお姉さんも気さくで楽しい人だった。お土産にスタッフが着ているのと同じTシャツとルート66のピンズを購入。 店の女の子「これからどこに行くの?ラスベガス?」 僕 「ええ。ここからどのくらいかかる?」 店の女の子「3時間よ!」 なるほど、今が15時だからラスベガス到着は18時過ぎってことになるな。 だいぶ郊外に来たこともあり、フリーウェイの車線も2車線になった。気温もだんだんあがってきている。と、急に前方の車が止まり始めた。僕達の車も130キロくらいで走っていたので、ちょっときつめのブレーキをかけて停車。ところが、バックミラーにタイヤから白煙をあげている車が映っているではないの。急ブレーキを踏んだらしく、おおきく車体を左右に揺らしていた。危うく僕たちの車に追突するところだった。これを見ていた助手席のお袋はしばらくびびっていた。この後しばらく渋滞したままで、のろのろ運転が続き、到着が遅くなるのが心配だった。 ずいぶん走ったな〜。だいぶ疲れてきたところで、レストエリアを発見。トイレ休憩に入った。あたりは広大な景色が広がっている。お袋は外が暑そうってんで車内に残り、僕と親父が外に出た。「熱いーーー!!」まさにオーブンの中にいる感じ。焼かれるってこんな感じ??とてつもない暑さを体験できた。でも日陰はましなんだよな〜。この熱さには親父も驚いた様子。お袋にも記念に一瞬だけ車から降りてもらって体験してもらった。こんな砂漠の真ん中でも水道があるなんてすごいな〜と思いながら、とっととトイレを済ませて再スタートした。 17時をまわった頃、遙か向こうに街らしいものが見えてきた。随分早いな〜っと思いながら期待して接近すると、全く別物のテーマパーク?遊園地?っていう施設だった。気を取り直して進むと、また似たような小さな街があり、その先に遂に「ようこそ、ネバダ州」という看板を発見。17時30分過ぎ。ほぼ時間通り。やっとネバダ州に入った。もうすぐだ! 18時、フリーウェイI-15号線は4車線に増え、前方に遂にラスベガスの街が姿を現した。まさに砂漠の中に突如現れたって感じで本やテレビで見たことのある建物が見えた。ラスベガス・ブルバードに入ると右手にライオンでおなじみのMGMグランドホテルが見えて、左側にはマンハッタンを再現したニューヨーク・ニューヨーク。目指すモンテカルロはその隣だ。間違ってニューヨーク・ニューヨークに入ってしまったのはご愛敬。Uターンして18:15、モンテカルロに到着。バレー・パーキングにしようと思ったけど、トランクの中がぐちゃぐちゃで荷物を下ろして車を預けるのはかっこわるいな〜ってんで、セルフ・パーキングにした。これならパーキングでゆっくり荷物整理できるしね。ホントは両親のためにも、車を預けて悠々とチェックインさせてあげたかったけど・・・。 モンテカルロは、カジノで有名なヨーロッパのモナコ公国をイメージしたカジノ&リゾートホテル。ラスベガス・ブルバードのカジノホテル群の中では南の方に位置する。インターネットでモンテカルロのホームページで直接予約したんだけど大丈夫かな。事前に調べたとおりホテル部分とカジノ部分は分かれていてホテルはゴージャスだけど騒がしくなくてとってもグー。巨大なレセプションにちょびっと圧倒されている両親を置いて、僕だけがチェックイン手続きにレセプションに行った。プリントアウトして持ってきた予約確認証を見せたが、担当の黒人女性はなんだかばたばたしている。そして早口でなにか説明を始めたが分からないというと、どこかに電話をし始めて代われという。受話器を受け取ると日本人の女性が出て、こんな説明をしてくれた。 「本日は予約が多数入っていて予約しているスイートルームがご用意できません。」 え〜〜〜〜〜〜〜!!ここだけは両親のために奮発してスイートにしたのに〜〜〜〜〜。しかし、続けて、 「代わりに同じ料金で1ランク上のジャグジー・スイートをご用意しますがよろしいですか?」 なんだ良かった。早く言ってよ。同じ料金でより良い部屋ならOKと返事して無事チェックイン終了。 20階の部屋に入ると、窓際にどーんとジャグジーバスがあるではないですか。さすがジャグジー・スイート、っと思ったけど、こっちは親子3人。まさか風呂はこれだけってことはないよね?別にシャワールームがあって一安心したけど、カップルとか夫婦だけなら最高なのかもしれない。ラスベガスの美しいネオンを眼下に眺めながら、風呂に入れるんだから。おまけにカーテンは電動式で、何回も開け閉めして遊んでしまった。しばらくすると僕の寝るエキストラベッドが到着。これで出かけられる。 こざっぱりした格好に着替えて夜になりつつあるラスベガスの街に繰り出した。っと、その前に自分たちのホテルのカジノでちょこっと遊んでいこうってことになり、20分ほどスロットをやってみた。25セントのものばかりでやってみたけど、10ドルほどすって今度こそ外に出た。さすがに昼間ほどの暑さはないけど、それでもまだ暑い。観光客もたくさん歩いていて、いよいよラスベガス・タイムの始まりです。とりあえず北に向かって歩き始めた。インフォメーションを見つけたので入ってみると、奥のカウンターででっかいおばちゃんが笑ってた。割引クーポンやらフリーのマップやらたくさん置いてあったので、「もらっていいですか?」って聞くと、笑顔で「もちろん!」と返事してくれた。両親分ももらおうと思って、「あと2部もらっていい?」て聞くと、「それはダメ。100ドルちょうだい」って言われたので、「マジ〜!」って聞くと、にこって笑って「うっそー」だって。なんのこっちゃ。とりあえず資料をゲットしてさらに歩いた。本や旅行会社のパンフレットで見覚えのあるホテル群が目の前に広がり、その派手なネオンに驚かされた。アラジン、パリス、ベラッティオ・・・どれも良くできてるな〜。 ベラッジオの前に着くと人だかりができていたので、のぞいてみると噴水のショーをやっていた。せっかくなので3人で見たが途中からだったので、ものの5分で終わってしまった。両親はラスベガスのショーを見たいと言っていたのに、結局この無料ショーしか見せてあげられず、反省してます。1泊って日程ではちょっときつかったな〜。 すでに時刻は午後8時をまわっている。気がつくとかなり腹が空いていることに気付き食事をすることにした。ロングドライブの末、人がたくさんいるネオン街を歩いたせいか、親父がお疲れ気味。目の前にあったアラジンのレストランに入り食事とした。カリフォルニア・ワインとおいしいシー・フードをいただき満足です。大きなロブスターが印象的でした。また、テーブル担当のおにいさんも陽気ですっかりいい気分になりました。食後にアラジンのカジノでほんの少し遊んで、いったんモンテカルロに戻った。 ワインもはいってすっかりいい気分の親父はモンテカルロのカジノで遊んで疲れたら寝るって言うので、僕とお袋の2人で再び街に繰り出すことにした。時刻は11時過ぎ。「お袋は元気だなー」、なんて思いながら、今度はビデオカメラも持って出発。1回目とは逆に南方面に向かった。MGMグランド、ニューヨーク・ニューヨーク、ルクソール等、こちらもかわいくて有名なホテルがいっぱい。僕もお袋もたくさん撮影をした。最後にニューヨーク・ニューヨークのカジノで少しスロットをしてモンテカルロに帰還した。 モンテカルロでは親父を捜しながらまた少しスロットをした。結局親父は見つからず、深夜1時過ぎに部屋に戻った。親父は部屋に戻っていた。ちょっと勝ったり、負けたりしたらしいけど、そこそこ楽しめたみたいで良かった。僕とお袋は乾燥した空気に喉をやられたみたいで、明日以降が少し心配。今日は本当に疲れた〜〜〜。おやすみ〜zzzz |
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