Last Update : Sep 6,2008



6月14日(土)

6月15日(日)


2008年6月15日(日)

 朝ご飯は8時に予約したので、その前に天然温泉に入るべく6時半起き。天然温泉は7時からのはずなのに6時45分に様子を見に行ったら既に誰かが入浴していた。「それってあり?」と思いながら、前で待つことにした。一家族30分と書かれていたので、まず僕と親父が入り、その後お袋を呼んできて入ってもらうという作戦。結構慌ただしかったけど、なんとか入浴できた。でも露天と言いつつ空がちょっと見えるだけの「ちょっとどうなの」的な温泉でがっかり。僕の調査が甘かったね。ゴメンナサイ。

 8時からの朝食は食事処でいただいた。食堂もやっている旅館なので、その食堂だったけどね。普通の旅館の朝食で可もなく不可もなくといった感じ。でも美味しかった。食後は天橋立を歩きに行く予定にしていたんだけど、チェックアウトしてから行くか、歩いた後部屋で休むか悩んだ結果、たっぷり天橋立を歩くためにチェックアウトしてから歩きに行くことにした。


典型的な和風朝食

旅館鳥喜の外観

 9時過ぎにチェックアウト。荷物は車に置いて出発。まずは文殊院に行って朝のお祈り。お守りを買って、いざ天橋立へ。宿からでも徒歩3分で天橋立の入り口に着く。

 まず最初に渡る橋は廻旋橋。大きな船が通る時には橋ごと回転して水路をあけるというもの。橋を越えると日本三景の碑や日本三景の松が植えてあった。ちなみに日本三景とは宮城県にある松島、広島県にある宮島、そしてここ天橋立だ。江戸時代に儒学者である春斎がその著書「日本国事跡考」に、「丹後天橋立、陸奥松島、安芸厳島、三処を奇観と為す」と書いたのが始まりと言われているらしい。そして松島は赤松、宮島と天橋立は黒松であることも付け加えておこう。


日本三景の碑

特別名勝天橋立の碑

 さらに大天橋を渡っていよいよ天橋立に入る。天橋立の中は松並木に囲まれて、とっても整備された遊歩道になっていた。真っ平らな道を親子3人でのんびり歩く。両サイドは海なので潮風も気持ちよく吹いている。海沿いには白い砂浜もあって釣りにいそしむ人や散歩する人がいた。夏は海水浴場にもなるらしい。天橋立で海水浴なんて来る前は想像していなかったのでちょっとビックリ。
 天橋立の中は驚くほど綺麗でゴミやタバコの吸い殻もまったく落ちていない。地元の人も観光客もちゃんとわかってるんだなぁと感心した。


フラットな天橋立の中の遊歩道

与謝野寛、晶子夫妻の歌碑

 遊歩道にはいろいろ名の付いた松や碑、橋立明神、日本名水百選に選ばれている磯清水などが見所がいくつかある。松には智恵の松、式部の松、蕪村の松、晶子の松、昭和天皇御手植松などがあり、歌人の名前がついた松が多い。全長3km超あるけど、親父の体力を考えてほぼ中間地点にある松尾芭蕉の句碑で折り返すことにした。
 ちょっと楽しみにしていた橋立明神は無人の小さな神社でひっそりとした雰囲気がまたいい。お賽銭を入れてお参りした。そしてすぐ隣にある磯清水で日本名水百選の水を味わう。ここの水は海に囲まれているにもかかわらず真水が湧き出る不思議な名水ということだ。天気がよかったからか、ちょっとぬるい水を味わった。
 ゆっくり歩いて11時半に大天橋に戻ってきた。出発した時はあまり人がいなかったけど、この時間になると観光客もだいぶ増えてきた。午前中の静かないい時間に天橋立を思う存分堪能できて大満足。


天橋立明神

磯清水

 お昼になっていたのでランチを食べることにした。ただその前に一度旅館の駐車場に置いてある車に戻った。すると見知らぬおばちゃんが近寄ってきて、「ここの旅館に泊まっているのかい?」と尋ねられた?話を聞いてみると、旅館の駐車場はそのおばちゃんの所有の一般駐車場で、旅館の宿泊時間帯は旅館に貸しているらしい。よってチェックアウト時間である午前11時を過ぎると料金が必要になるとのこと。そんな話聞いてないよ。今回の鳥喜旅館はつくづくハズレな旅館だったよ。ロケーションは良かったけど・・・。
 そのおばちゃん、もと幼稚園の先生らしく話し好きで料金を払った後も、ひたすらおしゃべりをしてくる。うちの親と同じ年代なので話したかったみたい。だけどちょっと長かった。いい人だったけどね。
 ひとしきりしゃべった後、昼ご飯を食べるために土産物屋の並ぶ通りへ行った。松吟という土産物屋の2階の食堂でランチをいただいた。海の近くなので海鮮丼をいただいた。普通に美味しかった。食後はしばし散歩。土産を買ったり天橋立駅に行ってみたり。
 

ランチでいただいた海鮮丼

天橋立駅

 ランチの後は天橋立を反対側から見られる傘松公園、そして伊根の舟屋に行くことにした。まずは遠い方からということで伊根の舟屋に向かう。阿蘇海を沿いをぐるっと走って、天橋立の反対側に回り、さらに進むこと40分。伊根に到着。ここは伊根湾沿いに並び立つ家屋の下部が船のドックになっている舟屋が有名。家からすぐに船で漁に出られるという作りなわけです。この景観が有名らしく、1993年のNHKの朝の連ドラ「ええにょぼ」の舞台になったらしく遊覧船乗り場の売店に古いポスターが貼ってありました。他にも映画「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」、「釣りバカ日誌5」のロケ地でもあるとか。
 で、15時ちょっと前に到着して遊覧船乗り場に行ってみたんですが、ちょうど15時の遊覧船に滑り込みセーフ。行く途中に超ノロノロ車に悩まされたけど、時間ピッタリ!15時の遊覧船でいざ伊根湾に出航。ちなみに大人1人660円です。
 船に乗るとカモメのエサ100円と書かれてかっぱえびせんの小袋が置いてあった。しばらく進むと本当にカモメがたくさん寄ってきて、エサを買った人はあげてた。結構慣れたカモメでエサをもらえるのを知っていて船の周りで待っている。僕たちは見ているだけでしたけどね。
 伊根の舟屋は湾に向かって建っている家の下部が船のドックなので、湾から見ないと全然面白くない、といことを船から見てみて実感しました。湾沿いにずらっと並ぶ舟屋の景観はなるほどという感じでした。潮風も気持ち良く、30分の遊覧クルーズは気持ちよく終了。
 遊覧船に戻ってから、名物らしい焼きちくわをいただいてしばし休憩。でものんびりしていたら16時前になっていて、あわてて車に戻り最後の目的地である傘松公園に向かって出発。今日は家に帰らなければならないのでちょっぴり焦り始めた・・・。


伊根の舟屋を巡る遊覧船

伊根の舟屋

 急いで戻って20分後には傘松公園に到着。ここもケーブルカーで山頂に登り上から天橋立を見られる。そして親父がぜひやってみたいと言っていたかわらけ投げもここでできるらしい。もう終わり間近らしく、観光客もほとんどいなくて、チケット売り場も暇そうだった。640円で往復チケットを購入し、ガラガラのケーブルカーに乗って16時半には山頂にいた。
 傘松公園の上から見た天橋立はまた違った姿を見せてくれた。一文字という言葉がピッタリでこちらから見ても美しい。もちろん股のぞきもしました。


傘松公園から見えた天橋立

股のぞきで見えた天橋立

 そして親父待望のかわらけ投げ。かわらけとは素焼きのこと。3枚100円で買って、柵から10mくらい離れた知恵の輪を模した的の穴を通すというもの。輪の中をくぐると開運が訪れるかも!?という縁起物。この的の輪が5m位離れていて、それなりに遠い。親父と僕とで6まいづつ、計12枚投げたけど成功せず・・・。残念だ。


股のぞき用の台
ここは通常の展望エリア

かわらけ投げ
左のボックスでかわらけを買って、
右の輪の中を通すように投げる

 そろそろロープウェイの最終時間に近づいてきたので、さらに階段を上ったところにある、股のぞきの発祥地というところに行ってみた。階段を上って徒歩3分と書いてあった。足が弱い親父は下のベンチで待っててもらって、お袋と2人で行ってみた。結果、なんてことはない股のぞき台が3つあるだけだったけど、さらに高いところから見たので少し違った印象だった。


股のぞきの発祥地
を証明する看板!?

股のぞきの発祥地
の股のぞき用の台

 下り最終のケーブルカーで下山。駐車場のおばちゃんが「お土産を1000円分買ってくれたら、駐車場代500円を無料にしてあげる」と言っていたのを思い出し、いろいろとお土産を1000円分買いました。
 ここから奈良の実家までの帰り道は、カーナビの情報が古くて山の中に連れて行かれそうになるわ、高速で激しいスコールに降られて視界が無い中走行するわといろいろありました無事到着。実家の近所の焼き肉屋で晩ご飯を食べて今回の旅行は終了。


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